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園芸辞典(は行)

ハイビスカス

アオイ科 / フヨウ属(ヒビスクス、ハイビスカス属)。開花期 5月~10月

赤や黄色、白、ピンク、オレンジ色など原色の鮮やかな花色が魅力の熱帯花木です。花の寿命はほとんど1日限りですが、大輪の品種や涼しい季節は2日もつことがあります。
ハイビスカス

 

パイナップル

トロピカルフルーツとしておなじみの熱帯アメリカ原産の多年草。
松(パイン)の果実(アップル)である松ぼっくりに似た姿から名づけられました。実は「土のいらない植物」として人気を集めたエアプランツの近縁種で、雨水を葉の表面から吸収することができるため、やせた土地や乾燥した環境でも育ち、あまり土壌に依存しない性質があります。難易度は高めですが、果実から切り取ったヘタを使い再生栽培も可能で、上述の通り植える土を選びません。ただし寒さには弱く、暖地を除き冬は室内に取り込む必要があります。順調に育っても結実には2~3年がかかるため収穫を目指すには気長に取り組む必要があります。
パイナップル

 

ハエマンサス

南アフリカ、熱帯アフリカに分布する球根植物。
全く別種の植物であるオモト(万年青)に似た葉を持ち、「眉刷毛」に似た花を咲かせることから、日本ではマユハケオモトとも呼ばれます。
秋頃に花茎が伸び、白や赤、ピンクの花を咲かせます。日照量が多く乾燥した地域に自生するため日光を好みますが、
日本の真夏の直射日光、真冬の寒さには弱いため、基本的に鉢植えで管理し、季節によって適切な置き場に移動させましょう。
ハエマンサス

 

ハエトリグサ

モウセンゴケ科ハエトリグサ属の多年草。樹高は5㎝~10㎝で、開花期は5月~7月。花色は白。食虫植物といえばこの植物を思い浮かべる人は多い。二枚貝のような葉の内側に感覚毛というセンサーが生えており、このセンサーに虫が短時間で数回触れると閉じ、一週間ほどかけて消化すると再び葉を開く。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:湿地帯に自生する植物なので、水ごけを使用します。
■水やり:非常に水切れしやすいので、受け皿に水を張り、鉢の底から水を吸収させる腰水栽培での管理がおすすめです。
■ポイント:葉の開閉はエネルギーを大きく消耗するため、故意に触りすぎると早く枯れてしまうので注意しましょう。また、冬は休眠するので、暖かい室内に移動させてしまうとかえって春の生長が悪くなります。

 

ハオルシア

アロエに近い多肉植物で、多くの種が鑑賞用として栽培されています。
同じハオルシアでも種類によって多種多様な姿を持ち、大きく分けて軟葉種と硬葉種の2つに分かれます。中でも軟葉種は葉の先端が光を取り込むために透き通っており、その見た目から人気の高いグループです。
希少性の高いものや美しいものには100万円を超える値がつくこともある反面、種類によっては100円ショップで売られているものもあります。
ハオルシア

 

パキポディウム

南アフリカ、マダガスカル原産のキョウチクトウ科のパキポディウム属の植物の総称。
幹の根本がとっくりのように膨らむものや、縦に長く伸びるもの、まるでショウガや芋のような見た目のものなど様々なタイプがあり、観賞用として近年人気の塊根植物の代表格と言えます。象の肌を思わせる無骨な幹に加え、多くの品種が鋭いトゲを持つこともあり無骨な印象を受けますが、可憐な花を咲かせる意外性も魅力です。多くの品種が春から秋にかけ成長し、冬には活動を停止し休眠します。成長期には土が乾いたらたっぷりと水をやり、葉を落とし始めたら徐々に水を控え断水します。
パキポディウム

 

ハツユキカズラ

キョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性植物。樹高は10㎝~20㎝で、つるの長さは50㎝以上。開花期は5月中旬~6月中旬で花色は白。テイカカズラの園芸品種で、成長はゆっくりとしており、テイカカズラより小さいので扱いやすい。葉色がピンク色から白へと変化する様子が、初雪が積もる様子に似ていることからこの名前がついた。

■日当たり:日当たりのよい、または半日陰の場所を好みます。
■土:排水性、通気性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:葉色の変化を楽しむにはよく日光を当てますが、真夏の直射日光では葉やけしてしまうので注意。また、肥料や水やりの不足にも気をつけましょう。

 

ハナショウブ

アヤメ科に属する多年草で、葉が菖蒲に似ていて美しい花が咲くことから「花菖蒲」と呼ばれます。
ハナショウブは江戸時代から栽培が盛んな園芸植物で、雨の多い季節に華やかに咲き誇ります。花の色も紫、白、ピンク等多様で、2,000種類以上あるといわれています。
アヤメやカキツバタに似ていますが、ハナショウブは花弁のつけ根に鮮やかな黄色のV字型模様があります。(アヤメ:網目模様 カキツバタ:黄白色のV字型模様)

■日当たり:日当たりよく比較的水はけのよい場所を好むが、開花期には水分が必要です。
■土:培養土に植え付け、肥料はしっかり根付いてから施します。
■水やり:開花期には水分を必要とします。水を張った容器に鉢ごと入れておくとよいでしょう。
■ポイント:連作すると生育が衰えます。定期的に植え替え、十分に水やりをしましょう。
ハナショウブ

 

ハナミズキ

ミズキ科の落葉性高木。樹高3~10m。開花期は、4月中旬~5月中旬。白や赤、ピンクの花を咲かせます。

■日当たり:西日を避けた、日当たりのいい場所を好みます。
■土:排水性のよい湿潤な土を好みます。
■水やり:自然の雨だけで十分ですが、乾燥を嫌うため土の表面が乾いてきたら水を与えてください。
■ポイント:基本的に丈夫な木ですが、梅雨時にうどんこ病が発生しやすいので、消毒が必要になります。
ハナミズキ

 

花がら摘み

花が咲き終わり、しおれた花のことを「花がら」といいます。そのまま残しておくと、病気などを発生させる原因となるので、タネを採取する場合を除き、花がら摘みをこまめに行います。

葉水

葉にかける水のこと。葉のまわりの空中湿度を高める効果があります。ハダニを防ぐのにも有効です。

葉焼け

強い直射日光を受けて、葉が部分的に変色したり、枯れたりすること。
一度葉焼けを起こした葉は元には戻りません。半日陰で管理したり、遮光ネットを利用するなどして、葉焼けを起こさないように注意しましょう。

半日陰

一日のうち、数時間だけ日が当たる場所、もしくは木漏れ日がさすような場所。ただし、西日があたると乾燥してしまうので注意しましょう。

葉ボタン

アブラナ科アブラナ属。樹高5~100cm。葉をボタンの花に見立てたことが名前の由来となっています。
多年草で、鮮やかな葉の色が冬の花壇やお正月の飾りによく映えます。

■日当たり:日あたりのいい場所を好む。寒さに強く、半日陰でも育ちますが、寒風や強い霜は葉を痛めてしまいますので屋内に避難させましょう。
■土:排水性のよい肥沃な土を好みます。ただし、10月下旬以降、色づき始めた時に肥料を与えすぎると緑色が濃くなることがありますので、9月末以降は肥料を与えすぎないように注意しましょう。
■水やり:鉢植えは、表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えは、植え付けや種まきの際にたっぷり水を与えれば、その後は頻繁に水を与える必要はありません。
■ポイント:アブラナ科の植物は害虫がつきやすいので、植え付け前から殺虫剤を土にかける等の害虫駆除対策をしましょう。
葉ボタン

 

バーミキュライト

日本では酸化ケイ素、酸化マグネシウム、酸化アルミニウムを主成分とする鉱物、苦土蛭石(くどひるいし)を高温で加熱処理し、細かくしたものを「バーミキュライト」と呼びます。園芸や農業では土壌改良材として使われ、用土の保水性を良くしたいときや肥料をよく効くようにしたいときに使用するのがおすすめです。

培養土

肥料、腐葉土、石灰などが、すでに配合されている土のこと。
市販の培養土は、手間もかからず、それぞれの植物の種類に応じて選ぶこともでき便利です。自分で配合することもできます。

バオバブ

アオイ科バオバブ属の高木、低木。樹高は鉢植えサイズだと10㎝~150㎝、自生のものは30mにもなる。開花期は8月頃で、花色は白。アフリカに2種、マダガスカルに6種、オーストラリアに1~2種もの原生種がある。太い幹の内部は空洞で、たくさんの水分を蓄えており、果肉は食用に利用される。根が上に向いているような姿から「さかさまの木」とも呼ばれる。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:春~秋は土の表面が乾いてから2~3日後に、冬は土が完全に乾いたら水を与えます。
■ポイント:高温に強く、低温が苦手なので、日当たりのよい場所に置きます。ただし、直射日光には気をつけましょう。また、冬は成長が鈍くなるので水やりは控えておきましょう。

 

バジル

シソ科メボウキ属の一年草(扱い)。樹高は60㎝~90㎝で、開花期は6月~9月。花色は白。イタリア料理によく使われているハーブ。日本の江戸時代では、水に浸してゼリー状にした種子の粘膜を目薬として使用していたことから「目箒(メボウキ)」という和名がついている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、乾燥が続いた場合は水を与えましょう。
■ポイント:日当たりのよい場所を好みますが、西日や直射日光は避けましょう。また、水やりの際は水をたっぷりと与えるようにし、水切れに注意してください。

 

パーライト

火山岩から出来るパーライト原石や珪藻土(けいそうど)、真珠岩(しんじゅがん)等を高温で加熱処理してできた発泡体のこと。土壌改良材として使われ、用土の排水性を良くしたい時や、用土を軽くしたい時に使用するのがおすすめです。ただし、パーライトには「黒曜石(こくようせき)パーライト」と「真珠岩(しんじゅがん)パーライト」の2種類があり、前者は排水性、後者は保水性の向上と、効果が違うので注意しましょう。

パキラ

パンヤ科パキラ属の高木、低木。樹高は鉢植えサイズだと10㎝~200㎝、自生のものは20mにもなる。観葉植物としてよく置かれており、手のひらのような形をした葉っぱと、編み込まれているような幹が特徴的。花を咲かせることもできるが、鉢植えのパキラで花を咲かせるのはとても難しい。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:屋外では直射日光に注意。また、屋内では日当たりのよくない場所でも育ちますが、弱弱しくなってしまうので日光の当たる場所に置きましょう。

 

パンジー

スミレ科スミレ属。樹高は10~30㎝。開花期は10月下旬~5月中旬、花色は黄、紫、赤紫、青、白、複色など豊富。園芸では花の大きな品種をパンジー、小さいものをビオラと呼んでいたが、多種多様な品種があるため、区別がつきにくくなっている。

■日当たり:日当たりと風通しのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面がよく乾いたらたっぷりと与えます。庭植えの場合は植えつけ後に水をたっぷりと与えたあとはほとんど必要ありません。
■ポイント:寒さに強いので、冬の庭に彩りを与えてくれます。逆に暑さには弱いため、5月前後には枯れてしまいます。夏越しはできないわけではありませんが、枯れたら、夏の定番植物を植えたほうが楽しめます。
パンジー

 

ビカクシダ

ウラボシ科のシダ植物。世界の熱帯域に広く分布する着生植物で、現地では他の樹木に張り付き育ちます。
ビカク(麋角)とはヘラジカの角を意味し、前方に伸びる特徴的な葉(胞子葉)の形がその由来です。また、コウモリが羽を広げた姿にも見えることからコウモリランとも呼ばれます。
株元には「貯水葉」と呼ばれる形の違う葉があり、胞子葉が光合成や胞子の形成を担うのに対し、貯水葉は水や落ち葉などの養分を受け止め、吸収する役割を持っています。そのため、育てる際も水や肥料はこの貯水葉の間に与えるようにします。生育には日光が不可欠ですが、その度合いは種類により異なるため注意が必要です。
ビカクシダ

 

ヒコウキソウ

マメ科ホオズキバ属の多年草(一年草)。樹高は20~80㎝で、開花期は8月~10月。花色は淡紫色。葉が特徴的で、飛行機の翼に似ている。葉脈に沿って茶色のストライプ上の模様が入るものもある。ただし、寒さは苦手なので、日本での冬越しは難しい。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が乾いたら水をたっぷりと与えます。冬の間は生長しないので、水やりの回数を減らします。
■ポイント:水が切れると葉が枯れてしまうので、乾燥させないようにしますが、土が濡れているうちは水やりを控えます。ヒコウキソウは日本での冬越しは難しいので秋ごろにできる種を収穫し、翌年の5月ごろに撒いて育てる、という方法もあります。
ヒコウキソウ

 

緋牡丹(サボテン)

サボテン科ギムノカリキウム属の球状サボテン。葉緑素を持たないため全体が鮮やかな色をしているが、単体で育てるのは不可能。一般的に三角柱(サンカクサボテン)というサボテンに接木された状態で販売されている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が完全に乾いたら水を与えます。冬の時期は月に一回は水を与えるようにします。
■ポイント:水やりは控えめにしますが、断水すると枯れてしまいます。また、接木されているサボテン自体の繁殖が難しいので、購入した株を繁殖させずに楽しむ品種となります。

 

ひまわり

キク科ヒマワリ属の一年草。樹高は30~300㎝で、開花期は7月~9月。花色はオレンジ、黄、茶、複色。夏に咲く花としても有名なひまわり。樹高が30㎝程度のものから3m以上になるもの、八重咲きの花を咲かせるものなど、様々な品種がある。また、鑑賞用だけでなく、食用や油料用品種もあり、かなり実用的な植物。

■日当たり:日当たりがとてもよく、風通しのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:水やりを忘れないようにしましょう。ただし、土が常にじめじめした多湿状態は好みません。樹高が高い品種はある程度生長したら折れてしまわないように支柱で支えます。

 

ヒメシャラ

ツバキ科の落葉性高木。樹高5~10m。開花期は、6月~7月。ツバキに似た小さな白い花を咲かせます。

■日当たり:日当たりのいい場所を好みますが、夏の強い日差しに弱いので西日のあたる場所は避けます。
■土:肥沃な土を好みます。
■水やり:水切れ・乾燥に弱いので、土の表面が乾いてきたら水を与えてください。
■ポイント:赤褐色の美しい木肌が魅力の樹木です。乾燥に気をつければ手間もかからず、育てやすい樹木です。
ヒメシャラ

 

ヒヤシンス

キジカクシ科ヒヤシンス属。樹高は約20㎝で、開花期は3月~4月。花色は赤、ピンク、白、黄、青、紫。秋に球根を植え、春には星型の花をたくさん咲かせてくれる。鉢植えや庭植えはもちろん、水栽培も可能な育てやすい植物。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性がよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与える。庭植えの場合はほとんど必要がないが、水栽培の場合は1週間に1回は水を取り替えるようにする。
■ポイント:ヒヤシンスは一定の時間、寒さにさらすことで春にたくさんの花を咲かせるので、10~11月ごろに植え付けを始め、12月中は外で管理する。
ヒヤシンス

 

ヒューケラ

ユキノシタ科ツボサンゴ属。樹高は20~80㎝で、開花期は5月~7月中旬。花色は赤、白、ピンク、緑。ヒューケラは北アメリカ原産のツボサンゴ属の植物の総称。葉っぱの色が豊富で美しく、カラーリーフプランツとして人気が高い。

■日当たり:日当たりのよい、または半日陰の場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が乾いたらたっぷりと水を与えます。苗を植えて、根が張るまでは水を切らさないようにします。
■ポイント:寒さには強いですが、暑さと乾燥は苦手です。色鮮やかな葉っぱを楽しむために、夏の日差しや直射日光に注意しましょう。
ヒューケラ

 

ビオトープ

ギリシャ語の「bio(命)」と「topos(場所)」を合わせた造語で、日本では園芸の分野において、自然の水辺の環境を人工的に再現した空間のことを指します。ビオトープガーデンとも呼ばれており、家庭では水鉢やプラケースなどを利用して、ミニビオトープを作ることが出来ます。

 

ビニールハウス

合成樹脂のフィルムを用いた温室。材料に農業用ポリ塩化ビニルフィルムが使われることが多いので、ビニールハウスと呼ばれる。
雨風を防ぎ、ガラス温室と比べると簡易的だが、台風や大雪には弱く、側面にしか開ける部分がないものだと、湿度の調整がしにくい。

ピートモス

水コケやシダ類が長い年月をかけて蓄積し、腐植化した泥炭を乾燥させ、細かく砕いたもの。土壌改良材として使われますが、一番の特徴は有機酸を多く含んでいるため、他の用土と混ぜて土壌のph(酸性度)をアルカリ性から酸性寄りへ変えることです。ピートモスは酸性度を調整しているものと、無調整の2種類があるので、保水性・肥料の効きを良くしたいときは調整済みのものを使用しましょう。

斑入り(ふいり)

斑とは、葉や組織の細胞内に含まれる葉緑素の全て、もしくは一部が失われる現象。これによって、もともと同一色の葉や茎、花びらに、白色や黄色の模様がでること。

フェイジョア

フトモモ科の常緑低木。栽培が容易な上、エキゾチックな花が咲き、食用可能な果実も収穫できることから、花も果実も楽しめる丈夫な庭木として、近年人気が高まっています。5月から6月に赤と白の個性的な花をつけ、10月頃には実が熟します。一部品種を除き1本だけでは結実しないため、果実の収穫を重視するなら異なる品種を混植させる必要があります。日当たりの良い場所、水はけの良い用土を好みます。

 

フクジュソウ

キンポウゲ科の多年草。日本では北海道から九州に至るまで広く自生する植物で、早春にお椀型の黄色い花を咲かせます。漢字では「福寿草」と書き、古くから新春を祝う縁起物とされており、正月には寄せ植えとして販売されているのを見かけます。一方で毒性があり、芽がフキノトウに似るため誤食の可能性があるなど注意が必要な面もあります。
在来植物のため路地でもよく育ちますが、日当たりを好む反面暑さには弱いため、夏は半日陰となるような場所が生育に適しています。
フクジュソウ

 

腐葉土

主に落ち葉を重ねて発酵させた土のこと。養分が多く含まれ、排水性や保水性が良い。
腐葉土は、改良用土であり、腐葉土だけで植物を植えつける場合もあるが、赤玉土などのほかの用土と混合して使用することで植物の成長を促してくれます。

冬越し

冬を越すこと。植物にとって、気温が低い季節は過ごしにくく、特に耐寒性のない植物はしっかりと冬越し対策をしないと春を迎えられないこともある。

■ポイント:鉢植えの植物の場合は室内に入れるのが一番ですが、入れられない場合はカバーをかけましょう。庭植えなど、移動できない植物の場合はマルチング(植物の株の周囲にビニールやワラを敷き、土を覆うこと)を行います。また、冬は水を吸い上げる力が弱まっているので、水やりは控えめにし、土が乾いたら、気温が上がるお昼前に水やりするのがおすすめです。与えすぎは逆に植物を枯らしてしまうので注意しましょう。

ブラックベリー

バラ科キイチゴ属の低木。ラズベリーに代表される木苺の一種で、熟した果実が艶のある黒色となることが特長です。未熟な実は鮮やかな赤色をしていて美味しそうに見えますが、食べごろは黒く色づいてからです。やや酸味があり果汁の多い果実は、生食だけでなくジャムやジュース等の加工品にも適しています。暑さにも寒さにも強く、家庭でも育てやすい果樹である反面、繁殖力が強いため繁茂しすぎないよう管理する必要があります。また、トゲを持つため怪我にも注意が必要です。近年はトゲのない品種も流通しているため、お子さんのいる家庭ではそうした品種を選ぶと安心です。
ブラックベリー

 

フランネルフラワー

セリ科アクチノータス属の多年草。樹高は30㎝~100㎝で、開花期は4月~6月、9月~12月。花色は白、複色。花の感触が軽くて柔らかい、暖かい毛織物のフランネル生地に似ていることからこの名前がついた。近年、日本で品種改良されたので鉢植えの流通が増えている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合は雨水のない場所では時々水を与えましょう。
■ポイント:多湿が苦手なので水のやりすぎに注意。また、用土は強酸性の土でないと枯れてしまうので、ブルーベリー用土を使うのがおすすめです。

 

ブーゲンビレア

オシロイバナ科ブーゲンビレア属の半つる性の低木。草丈は50㎝~300㎝で、開花期は4月~5月、10月~11月。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、複色。熱帯が原産地の植物で色鮮やかな花を咲かせる。温室などで一定の気温を保てば、一年中花をみることができる。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が乾いたらたっぷりと水を与えます。花が咲いているときは水やりを控えめにしましょう。
■ポイント:殆どの品種が鉢植え向きなので鉢植えがおすすめ。また、水を与えすぎると枝葉が増え、花つきが悪くなってしまうので、4月~10月の花のつき始めは乾燥気味に、11月~3月の冬場は1週間に1回程度にしておきましょう。

 

プルメリア

キョウチクトウ科プルメリア属の庭木。樹高は0.5m~10mで、開花期は6月~10月。花色は白、赤、ピンク、黄、複色。原産地が熱帯のアメリカであり、ハワイでよく頭や肩・首にかける「レイ」の装飾品として使われる。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合は根付いてしまえば水やりの必要はありません。
■ポイント:乾燥には強いですが、加湿は苦手なので水の与えすぎに注意。また、葉や枝を切った際に出る白い樹液は有毒なので、手入れをする時は必ず手袋をつけましょう。

 

プロテア

ヤマモガシ目ヤマモガシ科の常緑低木。
大きなものでは直径30センチ以上になる立派な花を咲かせ、主に切り花やドライフラワーとして親しまれています。
原産地の南アフリカではシンボルともいえる植物で、キングプロテアと呼ばれる品種は南アフリカ共和国の国花に指定されています。
日本で庭植えされることは稀ですが、ある程度の耐寒性も備えており、暖地であれば強い霜や凍結を避けることで越冬も可能です。
本来は乾燥地帯のやせた土に育つ植物なので、肥料は特別必要ありません。表面の土が乾いたらしっかりと水を与えますが、過湿状態が続くと根腐れするため乾燥気味な状態を維持し育てましょう。
プロテア

 

ベゴニア(センパフローレンス)

シュウカイドウ科ベゴニア属の一年草(扱い)。樹高は20㎝~60㎝で、開花期は4月中旬~11月。花色は白、ピンク、複色。ベゴニアにはたくさんの種類があり、四季咲きのセンパフローレンスは園芸品種のなかで最も一般的な種類。開花期間が長く、公園などの花壇によく植えられている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性、通気性のよい土を好みます。
■水やり:植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合は植え付け後に水をたっぷりと与えますが、その後はほとんど必要ありません。
■ポイント:多湿が苦手なので水のやりすぎや蒸れに注意。また寒さに弱いですが、霜が降りる前に屋内に取り込む等すれば冬越しも可能です。

 

pH(ペーハー)

酸性、アルカリ性の度合いを示す単位。
0~14段階で表現され、中性はpH7、強酸性はpH5以下、弱酸性はpH5~7、アルカリ性はpH7以上と定められています。土壌のpHは植物の生育と大変深い関係があります。pHが変化すると、植物の生育、土壌中の微生物などの生物の活動や土壌構成物質の形態や性質、養分の有効性が変化します。

ペチュニア

ナス科ペチュニア属の一年草(扱い)。樹高は10㎝~30㎝で、開花期は3月~11月。花色は赤、ピンク、青、紫、白、黄、複色。「花壇の女王」と呼ばれるほど園芸ではおなじみの植物。たくさんの花色に一重咲きや八重咲き、花の大輪や小輪など、品種がとても多い。暑さに強く開花期も長いので、育てやすい。

■日当たり:日当たり、通気性のよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:原産地では多年草ですが、寒さに弱いので日本では一年草扱いとなります。また、ナス科の植物なので連作障害に気を付けましょう。
ペチュニア

 

ペンタス

アカネ科ペンタス属の低木。樹高は30㎝~150㎝で、開花期は5月~10月。花色は白、赤、ピンク、紫。ペンタスはギリシャ語で数字の5の意味を持つ「ペンテ」から来ており、星のような形の花からつけられた。熱帯アフリカ、マダガスカルなどが原産地の熱帯植物。

■日当たり:日当たり、通気性のよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合は根付いた後は特に必要ありません。
■ポイント:暑さには強いですが、多湿は苦手なので水の与えすぎに注意。風通しのよい場所を好みます。寒さに弱いので日本では一年草扱いですが、本来は多年草なので、冬越しさせることもできます。

 

ホテイアオイ

ミズアオイ科ホテイアオイ属の一年草(扱い)。樹高は30㎝~50㎝で、開花期は7月~10月。花色は薄紫。南アメリカ原産の水性植物。金魚やメダカを飼っている水槽に入れることもあるが、一方、海外では、繁殖力が非常に強いことから、「青い悪魔」として恐れられている。

■日当たり:日当たりのよい場所を特に好みます。
■土:水性植物なので、用土は特に必要ありません。
■水やり:水に浮いているので、水やりの必要はありません。水替えは定期的に行いましょう。
■ポイント:寒さに弱いので、冬は枯れてしまいます。また、花を咲かせたい場合はできるだけ屋外で育てます。繁殖力が非常に強い植物なので、自分の管理できない場所で育てない、安易に捨てないようにしましょう。

 

ボタン

ボタン科の落葉性低木。樹高1m~2m。開花期は、4月~5月。白・赤・ピンク・黄色など花の色が豊富にあります。

■日当たり:日当たりのいい場所を好みます。日当たりが悪いと、花数が減ることがありあます。
■土:排水性のよい、肥沃な土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いてきたら、たっぷりと水を与えてください。
■ポイント:夏の強い西日を嫌うので、西日を避けた場所に植えつけましょう。
ボタン

 

ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)

スベリヒユ科スベリヒユ属の多年草。樹高は10㎝~20㎝で、開花期は5月~10月。花色は黄、赤、オレンジ、白、ピンク、紫、複色。ハナスベリヒユとも呼ばれ、暑さや乾燥に強い夏の定番植物。一年草から多年草まで多くの品種があり、初心者でも育てやすい。

■日当たり:日当たりのよい場所を特に好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど水やりの必要はありません。
■ポイント:西日や直射日光が当たっても元気に育ちますが、寒さには弱く、霜にあたると枯れてしまいます。また、加湿も苦手なので、土の表面が完全に乾いてから水を与えてください。

 

ポインセチア

トウダイグサ科の常緑性低木。樹高20cm~150cm。クリスマスを飾る植物として親しまれています。

■日当たり:日当たりのいい場所を好みます。
■土:排水性がよく、水もちのいい土を好みます。
■水やり:生育期(4月~10月)は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてください。冬は、水やりの回数を減らします。
■ポイント:寒さに弱いので、15℃を下回る場合は室内に取り込みましょう。冬は、暖房が直接あたらないように注意し、日当たりの良い場所に置いてください。
ポインセチア

 

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