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園芸辞典(あ行)

アーチ仕立て

トンネルや門のような骨組み(アーチ)に、バラやクレマチスなどのつる性の植物を誘引させる仕立て方法。

 

アイスランドポピー

ケシ科ケシ属の多年草。
茎は分枝せず、一本の茎に薄紙のような花びらの一輪の花が咲き、葉はありません。
一般的に「ポピー」といえば、この花をいいます。
カラフルな色のアイスランドポピーが一面に咲いて、風に揺れる様はとても美しく魅力的な光景で、人気の観光地もあります。
■日当たり: 日当たりのよい場所を好みます。
■土: 排水性のよい土を好みます。
■水やり: 地植えの場合、根付いてからの水やりは必要ありません。鉢植えでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。
■耐寒性はありますが暑さには弱いので夏越しは難しく、秋まきの一年草です。
アイスランドポピー

 

アイビー(ヘデラ)

ウコギ科キヅタ属に分類され、原産地は北アメリカ、ヨーロッパ、アジアです。
常緑のつる性植物で葉が美しいものもあり、観葉植物にされるものもあります。繫殖方法は挿し木です。
■春から秋までは土の表面が乾いたらたっぷりと水やりする。
■冬の間は根腐れ防止のため水は控えめに、土の表面が乾いて2~3日くらいしたら水やりをする。
■室内ではよく日の当たる場所で管理しましょう。
■屋外に出す場合は、葉焼けを起こすので夏は直射日光が当たらないように気を付けましょう。
アイビー(ヘデラ)

 

アオキ

常緑低木。開花期は3月下旬~5月上旬。葉は通年、結実期は12月~3月上旬。
耐寒性の強い樹木で、冬には赤い実をつます。

■日差しが強いと葉焼けをおこしてしまう場合があるので、半日陰に植えます。
■乾燥に弱いため、やや湿り気のある土が適します。
■庭植えの場合は、根付いていれば、ほとんど水を与える必要がありません。(鉢植えの場合は、乾燥しないようにたっぷりと水を与えてください。)
■肥料はほとんど必要ありません。

赤玉土(あかだまつち)

赤玉土とは、関東ローム層の赤土(火山灰の土壌)をふるい、粒子をそろえたもののこと。砕いた粒の大きさで大粒・中粒・小粒に分けられます。弱酸性で、保水性・排水性、通気性に優れています。ただし、無肥料なので、腐葉土などと混ぜて使用します。

アガベ

リュウゼツラン科の単子葉植物。
先が鋭く尖り、縁に棘を持つ多肉質の葉をバラの花びらのように展開する。観葉植物として栽培される他、テキーラやシロップの原料として利用される種類もある。成長が遅く、花を咲かせるまでに何十年もかかることから、100年に一度開花するという迷信が生まれ、英語ではセンチュリープラント(世紀の植物)とも呼ばれる。

 

朝顔

ヒルガオ科サツマイモ属の一年草。樹高は20㎝~600㎝で、開花期は7月中旬~10月上旬。花色は白、赤、ピンク、青、紫、複色。つる性の植物で名前の通り、朝に花を咲かせる。実は日本原産ではなく、奈良時代に薬草として用いるために渡来した。
■日当たり:日当たり、風通しのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:水を好むので気温が高くなる夏は、朝と夕方に土の状態を確認するようにしましょう。この時、温度の上がった水を与えないように注意してください。

 

アダン

タコノキ科タコノキ属の常緑小高木。
亜熱帯から熱帯の海岸に分布し、日本では奄美大島や沖縄などに自生します。生育地では防風林や防砂林に使われる他、観賞用に庭に植えられることもあります。成長すると枝から「気根」と呼ばれる太い根を無数に伸ばし、独特な外観になります。気根は木を安定させ、風による倒木を防ぐ役割があるとされています。パイナップルに似た甘い香りの果実をつけますが、可食部が少なく取り出すのが大変なため一般的には食用とされませんが、ヤシガニの好物として知られています。葉には鋭い棘を持ちますが、丁寧に除去され天日干しされた後、ござやかご、帽子等に利用されています。
アダン

 

アデニウム

キョウチクトウ科に属する、アフリカやアラビア半島原産の植物です。
砂漠地帯の過酷な環境に生き、美しい花を咲かせることから「砂漠のバラ」とも称されます。ぼってりと膨らんだ独特の幹は貯水タンクの役割を持ち、水の乏しい原産地の乾季に耐えることができます。よく日光の当たる場所に置き、春から秋にかけての成長期には土が乾いたらたっぷりと水やりをします。気温が下がると葉を落とし休眠するので室内の日の当たる場所で断水し管理します。

 

アマリリス

ヒガンバナ科アマリリス属の多年草。樹高は40~80㎝で、花色は白、赤、ピンク、黄、複色。春咲き品種は4月下旬から6月ごろに開花し、秋咲き品種は10月ごろに開花する。ユリに似ており、大きく鮮やかな色の花を咲かせる。インパクトのある花だが、ヒガンバナ科なので、球根・花・葉の部分の毒に注意。
■日当たり:日当たり、風通しのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は植え付けのときにたっぷりと水を与え、葉や蕾が伸び始めるまでは控えめにします。その後は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:水のやりすぎに注意しましょう。花が枯れたら太い茎の根元から切り、球根を太らせるようにしますが、葉っぱは切らないように気を付けましょう。また、寒さに弱いので、冬は室内で管理するのがよい。
アマリリス

 

アメリカンブルー(エボルブルス)

ヒルガオ科エボルブルス属の一年草(扱い)。樹高は20㎝~40cmで、開花期は4月下旬~10月。花色は青。暖かい土地では屋外で冬越しが可能だが、霜にあたると枯れてしまうので一年草として扱われる。青く、可愛らしい花をたくさん咲かせてくれる育てやすい植物。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えますが、加湿は苦手なので土が常にじめじめと湿らないようにします。
■ポイント:高温や乾燥に強い植物ですが、寒さや加湿は苦手です。また、摘芯や切り戻しを行うことでたくさんの花を咲かせてくれます。

 

アーモンド

バラ科サクラ属の落葉高木。ナッツとして親しまれていることもあり「食べ物」として認識している方が多いかと思いますが、上記の分類の通り同じ仲間である桜に似たかわいらしい花を咲かせます。日本でも庭木として育てることが可能で、3月から4月にかけ一斉に咲く花を楽しめます。また、食用となる種(正確にはその中にある「仁」)の収穫も見込めますが、実が熟す時期が梅雨と重なるため腐敗や虫による食害に注意が必要です。ちなみにアーモンドは別名を「扁桃(へんとう)」と言い、人間の喉にある「扁桃線」はアーモンドの種に形が似ていることから命名されています。
アーモンド

 

アヤメ

アヤメ科アヤメ属の多年草。樹高は20~50㎝で、開花期は5月。花色は紫、白。よく似た植物に「菖蒲(しょうぶ)」、「杜若(かきつばた)」があるが、アヤメを基本に園芸向きに改良されたのが菖蒲(花菖蒲)、他の2つと違って水辺に咲くのが「杜若」。アヤメは湿地でなくても育つので、育てやすい。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はよほど乾燥しない限りはほとんど必要ありません。
■ポイント:日陰に植えてしまうと、花つきが悪くなるので注意します。冬は休眠状態になるので鉢植えの場合、土が乾いて2、3日後に水を与えるようにしましょう。

 

アリウム

ネギ属に分類される植物。
玉ねぎやニンニクもこの仲間ですが、日本では一般的に花を観賞するための園芸品種を指します。長く伸びた花茎の先端に特徴的なボール状の花を咲かせます。大きな品種では花茎は1m以上、花の直径は15cmにもなるため存在感があります。球根は日当たりと風通しの良い場所に植え付けます。酸性土壌を嫌う性質があるので、植えつけ前に苦土石灰などを混ぜ土質を調整しておくと良いでしょう。
アリウム

 

アルカリ性用土

土壌酸度がpH7.0を超えた土のこと。
ヨーロッパ発祥の植物はアルカリ性用土に適しており、酸性用土の際は石灰で中和します。

アロエ

アロエ科、ユリ科、ツルボラン科 アロエ属の多肉植物。
肉厚な葉の中にあるゼリー状の組織に水分を蓄えて育ちます。多くの種類は性質が強健で、暑さや軽い霜程度の寒さには耐えるため、初めて園芸をする人にとっても育てやすい多肉植物です。
アロエ

 

アロマティカス

シソ科の多肉植物。
丸くて肉厚、柔らかな毛に覆われた可愛らしい葉はミントのような爽やかな香りを持ち、ハーブとして料理やハーブティーに利用されます。近年ゴキブリ対策として一躍人気になった植物で、前述の香りを嫌うゴキブリを寄せ付けないとされています。多肉植物ということもあり乾燥には強く、日光を好みますが、蒸し暑い日本の夏は苦手としています。夏は風通しの良いところで育て、冬は室内の日当たりの良い場所に取り込みます。
アロマティカス

 

アガパンサス

ムラサキクンシラン科アガパンサス属の多年草。樹高は30㎝~150㎝で、開花期は5月下旬~8月上旬。花色は青紫、白、複色。品種が豊富で、淡い紫色の花を咲かせる。多年草だが、常緑性のものと、冬の間は休眠し地上部が枯れるものと、その中間のものがある。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:太い根が深くまで伸びるので、鉢植えよりも庭植えで育てる方がおすすめ。多湿が少し苦手なので、水のやりすぎに注意しましょう。

 

アグラオネマ

サトイモ科アグラオネマ属、原産地は熱帯アジアです。
耐陰性があり室内向きの観葉植物で鉢植えで楽しむことが出来ますが、高温多湿を好み寒さに弱く適温は15度以上、冬越しには最低10度は必要です。
■真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理しましょう。
■屋内の場合は、日光があたる場所に置くと健康は株になります。
■室内ではよく日の当たる場所で管理しましょう。
■水はけの悪い土を使うと根腐れする可能性がありますので、水はけの良い土をおすすめします。
アグラオネマ

 

アジアンタム(別名:ホウライシダ・カラクサホウライシダ)

ホウライシダ科・ホウライシダ属。(※イノモトソウ科・クジャクシダ属など分類には諸説あります。)
原産地:世界の熱帯、亜熱帯、温帯
世界の熱帯・亜熱帯・温帯に分布している植物です。シダ植物のため、花や実(種子)はつけません。
世界におよそ200種類、日本には8種類ほどのアジアンタムが存在し、観葉植物としても人気があります。
■高い湿度を保ち、こまめに水を与える。
■葉が傷みやすく、水切れし乾燥した環境が続くと枯れてしまいます。
■直射日光を避けて、明るい日陰などで管理しましょう。
■寒さに弱いため、気温が15度以下になる時は室内に取り込み、室温は最低でも5~8度を保ちましょう。
アジアンタム

 

アジサイ

落葉低木。主な開花期は5月~7月。
梅雨時期を彩る花木として親しまれています。アジア、北アメリカに約40種類が分布する低木で、日本には約10数種があります。
■やや湿り気のある半日陰でよく育ちます。
■水分を多く必要とし、乾燥すると生育に悪影響を及ぼします。
■肥料は主に冬場に与えます。この時期の肥料は長く効くタイプのものを与えてください。また、夏から初秋は即効性の化成肥料が適しています。
■剪定は、開花時期をすぎたらできるだけ早く行います。
あじさい

 

アジサイ・アナベル

アジサイ科アジサイ属の低木。樹高は1m~1.5mで、開花期は6月~7月。花色は白、ピンク。アメリカノリノキ(セイヨウアジサイ)を園芸用に改良したアジサイの品種の一つ。ライムグリーンから白い花を咲かせてくれることから人気が高いが、薄いピンク色のものもある。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:アナベルは日当たりのよい場所を好みます。また、開花時期を過ぎたらすぐに剪定しなければならない通常のアジサイとは違い、アナベルの剪定時期はとても長く、初心者にも育てやすいです。

 

アジュガ

シソ科アジュガ属の多年草。樹高は10㎝~30㎝で、開花期は4月~6月中旬。花色はピンク、青紫。日本では「十二単(ジュウニヒトエ)」というアジュガの仲間が自生している。半日陰の場所を好むので、グランドカバーの植物としてよく利用される。
■日当たり:明るい日陰、半日陰の場所を好みます。
■土:排水性、通気性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:直射日光や西日の当たる場所は乾燥してしまうので避けましょう。また、寒さに強いので冬越しが可能ですが、霜や寒風にあたらないよう注意しましょう。
アジュガ

 

アブラムシ

カメムシ目アブラムシ上科に属する昆虫の総称。集団で移動し、植物に寄生して栄養を吸い取る害虫で、さらにウィルスやすす病などを媒介してしまう、間接的被害を引き起こす。

■ポイント:数が少ない場合は手で直接駆除してもよいが、アブラムシは黄色を好むので、黄色の粘着テープを吊るしておくのも有効。農薬にも安全なものなど、様々な種類が販売されている。

アネモネ

キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。
原産は地中海沿岸部で、ギリシャ語で「風」を意味する言葉を語源としています。非常に多くの品種があり、花の色、サイズ、形状も様々です。
園芸植物として広く普及しており、日本でもよく見かけますが、実はアネモネにはに毒性があり、茎を切る、折るなどした際に出る汁に触れると炎症を引き起こすことがあります。扱う際には手袋をするなど注意が必要です。球根から栽培されることが多く、植え付けは涼しくなってくる10月前後に行います。この際球根の尖った方を下に向けるよう気を付けてください。
アネモネ

 

生け垣

塀やフェンスの代わりに樹木を植えて垣根とするものです。生け垣には、目隠しや侵入防止、防風、水分を多く含んでいることから防火などの役割もあります。
また、手入れの行き届いた生垣は住宅街の落ち着きや美観にも貢献します。

移植

植え替えと同義。
どんな草花や庭木でも、同じ環境下で育て続けるのは、難しいものです。樹木の成長や、経年による土壌の変化により、植え替えが必要になります。移植には、「根回し」、「環状剥皮」、「幹巻き」、「根巻き」などの技術があります。

一年草

種を蒔いたその年に発芽から成長、枯れるまでのサイクルを一年以内で終える植物のこと。また、日本の暑さや寒さに耐えられないなどの理由により、本来は多年草の植物が一年草扱いになる植物も多くあります。
代表的なものとして、朝顔、ひまわり、コスモス、インパチェンスなどがあります。

イチョウ

裸子植物門イチョウ科イチョウ属で、落葉高木。樹高は20m~30mで、開花期は4月~5月だが、紅葉は10月~12月。秋になると葉が黄色に紅葉し、街路樹や公園などでよく見かける雌雄異株の植物。実は生きた化石と言われるほど古くから存在しているが、自生のイチョウは中国にある一種のみなので、レッドリスト(野生絶滅種)に指定されている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:鉢植えの場合は野菜、または果樹用の培養土を使用します。庭植えの場合は特に土質を選びません。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合ほとんど必要ありません。
■ポイント:一般的に庭植えで育てます。生長が早いので植える時は十分なスペースを確保しておきます。また、実は素手で触るとかぶれることがあるので、収穫する際は手袋をしておきましょう。

 

イロハモミジ

落葉高木。紅葉が美しい庭木。紅葉の時期は10月~12月中旬。

■西日の当たらない日当たりがよい場所に植え付けます。(西日が当たる場所は、葉が乾燥してしまうので避けましょう。)
■排水性がよく、適度に保水性のある土壌を好みます。
■庭植えの場合は、乾燥する時期以外は、特に水やりの必要はありません。
■テッポウムシなどの害虫がつきやすいので注意が必要です。
もみじ

 

インパチェンス

ツリフネソウ科インパチェンス属の一年草。樹高は15㎝~40㎝で、開花期は5月~11月上旬。花色は白、赤、ピンク、オレンジ。初夏から秋にかけて花を咲かせ、日があまり当たらない場所でもよく育ってくれるので、初心者でも育てやすい植物。
■日当たり:日当たりのよい、または半日陰の場所を好みます。
■土:保水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合は地中の土が乾燥していれば水を与えます。
■ポイント:乾燥や寒さは苦手な植物です。水切れに注意し、夏は午前中か夕方に水を与えましょう。また、日当たりのよい場所のほうが花をよく咲かせますが、夏の直射日光に当てると葉焼けを起こしてしまいます。

 

ウツギ

落葉低木。開花期は5月~7月。白い花をたくさん咲かせます。別名「卯の花」。

■湿り気のある土壌を好みます。
■日当たりのよい場所~半日陰でよく育ちます。
■耐寒性、耐暑性が強い花木です。
■3月~4月にアブラムシが多量に発生すると開花しない場合があるので注意しましょう。

ウツボカズラ

ウツボカズラ科ウツボカズラ属の多年草。樹高は10㎝~200㎝で、開花期は6月~7月。花色は黄色。つる性の食虫植物で、夏にはホームセンターや園芸店で販売されている。つぼのような袋があり、虫の捕まえ方は落とし穴式。甘い匂いで誘い、捕虫袋の中に落ちてしまった虫を消化液で分解し、吸収する。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:根が弱いので、水ごけを使用します。
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:春から秋までは日当たりのよい場所で、真夏は明るい日陰で育てます。寒さが非常に苦手なので、冬は屋内に移動させます。また、水やりは夏は水切れに注意し、たまに霧吹きを使って葉水も与えます。

 


バラ科サクラ属の落葉高木。樹高は5m~10mで、開花期は1月~3月。花色は白、ピンク、赤、複色。早春に花が咲き、日本では古くから親しみのある植物。花を観賞する「花ウメ」と、食用の実を収穫する「実ウメ」に大きく分けられ、各々品種や管理方法が異なってくる。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合は植え付けの時以外はほとんど必要ありません。
■ポイント:花の鑑賞や実の収穫など、まずは目的にあった品種を選びます。また、乾燥に強く、加湿が苦手なので、水の与えすぎに注意し、風通しをよくしておきましょう。

 

うどんこ病

うどん粉をまぶしたように、葉っぱの表面に白い斑点ができる植物の病気。白い斑点はカビで、放っておくと葉っぱ以外にも発生し、植物の生気がなくなり、枯れてしまうこともあります。

■ポイント:他の病気と区別がつきやすいため、初心者でも見つけやすい。症状が軽い場合は症状が出ている葉っぱをちぎり、風で飛ばされないように処分する。様子を見て、治らない場合は市販の薬剤、または重曹や食酢のスプレーを散布する。

エアプランツ

ハナアナナス属のうち、土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物。栽培に土が要らないため手軽で清潔といったイメージがあり、多種多様な形状をしているため、インテリアアイテムとして人気がある。
■日当たり:室内で育てる場合、日当たりのよい窓辺など直射日光のあたらない明るい場所に置きます。
■土:土なしでも育ちますが、鉢植えで育てることもできる他、コルクや流木などに着生させての栽培も可能です。
■水やり:日常的な水やりは、霧吹きなどで直接水をかける葉水を行います。特に乾燥している場合は数時間水に沈めて十分に水を与えます。
■ポイント:水やりが必要ないと誤解されることがありますが、日本の気候においては空気中の水分だけでは不十分なため、しっかり水を与えることが必要です。何日も濡れたままになるのを嫌うので、水やりの後は風通しのよい場所でよく乾かします。

 

エーデルワイス(ウスユキソウ)

キク科ウスユキソウ属の多年草。樹高は20~50㎝で、開花期は7月~9月。花色は白で、白い綿毛に覆われている。映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌として有名。日本では自生していないが、同じ仲間のウスユキソウ属に分類される高山植物の全てを「エーデルワイス」と呼ぶことがある。
■日当たり:通気性、日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。寒い地域では庭植えも可能ですが、基本的に鉢植えで育てましょう。
■水やり:乾燥も苦手ですが多湿も嫌いますので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
■ポイント:高山植物なので、暖地で育てるのは少し難しいです。春と秋は日当たりのよい場所で、真夏は直射日光を避けましょう。冬は屋外でも大丈夫ですが、乾燥に注意が必要です。
エーデルワイス

 

液体肥料

液体になった肥料のこと。有機質肥料と、無機質肥料に分けられます。液体なので植物の根が固形肥料よりも吸収しやすいので、効果が出るのは早いですが、効果の長続きはしません。液体肥料は追肥で行うのがおすすめ。取扱い説明書等をよく確認し、肥料の与えすぎに注意しましょう。

エリカ

ツツジ科エリカ属の低木。樹高は30㎝~300㎝で、開花期は品種によって異なる。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄色、白。細い枝に小さな花をたくさん咲かせる。アフリカやヨーロッパが原産地であり、ヨーロッパでは荒野によく自生しているため、荒野という意味の「ヒース」、「ハイデ」とも呼ばれる。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性、保水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水を与えます。庭植えの場合ほとんど必要ありませんが、植え付けてから2年未満の場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
■ポイント:アフリカ産は初心者でも育てやすく、ヨーロッパ産は寒さに強いなど、品種によって育て方が変わりますが、共通して根づまりしやすいので、排水性、通気性をよくしておきましょう。

 

エルダーフラワー(セイヨウニワトコ)

スイカズラ科ニワトコ属の低木。樹高は2m~10mほどで、開花期は5月~6月。花色は白。白い花はハーブティーやシロップとして利用される。薬としても様々な効能があり、日本では同属の「ニワトコ」という植物が自生し、魔除けとしても利用されていた。
■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性、保水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:生長が早く、すぐに枝や葉が茂って蒸れてしまうので、通気性のよい場所で育てましょう。また、高温多湿が苦手なので水の与えすぎに注意。

 

エディブルフラワー

食べられる花のこと。料理を華やかにするだけでなく、栄養価も高い。ふきのとうや菜の花、桜も食用の花として昔から食べられていますが、最近はバラやスミレなどを使った華やかなお菓子がよく見られます。ただし、観賞用や園芸用の花には農薬が使われていることもありますので、食用のもの以外は食べないようにしてください。

 

エンジェルストランペット(キダチチョウセンアサガオ)

ナス科キダチチョウセンアサガオ属の低木。樹高は1m~3mで、開花期は5月~11月。花色は白、ピンク、オレンジ、黄色。ダチュラと呼ばれることもあるが、現在では別物として扱われている。また、エンジェルストランペットは下向きに花が咲き、低木または高木といった見た目の違いもある。ただし、共通して強い毒(幻覚、失明など)を持っているので扱いには十分注意してください。
■日当たり:通気性、日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えます。庭植えの場合はひどく乾燥した時は水をたっぷりと与えます。
■ポイント:暑さや加湿で弱ってしまうことがあるので、夏は半日陰の場所に置く、遮光するなどの対策をしておきます。また、強風で花や葉っぱが傷みやすいので風当たりの強い場所は避けましょう。

 

オシロイバナ

オシロイバナ科オシロイバナ属の一年草(扱い)。樹高は30㎝~100㎝で、開花期は6月~10月。花色は赤、オレンジ、黄色、ピンク、白、複色など。黒い種の中に粉状の胚乳があり、それがおしろいの粉に似ていることから、この名前がついた。花は夕方から翌日の午前中までにはしぼんでしまうが、開花期間は次々と新しい花が咲き続ける。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合ほとんど必要ありません。
■ポイント:日当たりのよい場所で、排水性のよい土があれば十分に育ってくれます。また、根や種子に毒があるので誤って食べないようにしましょう。

 

オリーブ

常緑性中高木。開花期5月~6月。白い小さな花を咲かせます。果実は塩漬けやオリーブオイルなどにして楽しめます。

オリーブ
■日当たりの良い場所に植え付けます。
■3月~4月が植え付けに適しています。
■自家受粉が困難なため、種類の異なるオリーブを2本以上一緒に植え付けます。
■排水性のよい、弱アルカリ性の土壌を好みます。
■乾燥気味の環境を好み過湿を嫌いますが、土の表面が乾いたら水やりをして、夏などは乾燥しすぎないように気をつけましょう。

 

オリヅルラン

キジカクシ科オリヅルラン属の多年草。樹高は5㎝~30㎝で、開花期は春~夏の間。花色は白。名前に「ラン」とついているが、ラン科の植物ではない。育てやすさと、細長い葉のすらりとした美しさから、観葉植物として人気がある。吊り鉢に入れて楽しむのが一般的。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みますが、日陰でも育ちます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■ポイント:西日や直射日光に当たると葉焼けしてしまうので注意。また、葉っぱの乾燥が気になる時は霧吹きなどで葉っぱに水を吹きかけましょう。

 

お礼肥(おれいごえ)

植物が花を咲かせ終えたり、実を収穫し終えたりした後、消耗して弱ってしまった植物を回復させるために与える肥料。花や実をつけてくれた植物に感謝の意味を込めて、この名前がつけられています。肥料は即効性のものを使いましょう。

オジギソウ

マメ科オジギソウ属の一年草(扱い)。樹高は30㎝~50㎝で、開花期は7月~9月。花色はピンク。手で触れると葉を閉じてしまう植物。似た植物にネムノキがあるが、こちらは触れても葉は閉じない。日本の冬の寒さに耐えることが出来ないが、暖かい気候の沖縄には自生している。地震を予知する植物ともいわれている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、乾燥している場合は水を与えます。
■ポイント:沖縄のような暖かい気候でない限りは一年草として育てます。また、葉に触れすぎると、生長の妨げにもなりますので、気をつけましょう。

 

温室

寒さに弱い植物を保護したり、植物の成長を促すために内部の温度を一定に保てるようにした建物。
ビニールハウスやガラス温室があり、また、小型ヒーターを使うことで温度管理を簡単にすることもできる。

【園芸豆知識一覧】

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