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園芸辞典(た行)

堆肥(たいひ)

堆肥とは、古くから利用されている肥料のひとつ。わらやもみがら、動物の排泄物などといった有機物を発酵させたものです。土に混ぜて使用することで、排水性や通気性が改善され、微生物を増加、活性させ、その結果、植物の病害の発生を抑制したり、悪臭を軽減したりする効果があります。

タチアオイ(ホリホック)

アオイ科タチアオイ属の二年草。樹高は60㎝~200㎝で、開花期は6月~8月中旬。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、黒、紫、複色。茎がまっすぐ伸びる立ち姿から和名の「タチアオイ」という名前がついた。花が咲き始めるのが梅雨入りごろの6月で、梅雨明けの8月中旬には終わるので「梅雨葵」とも呼ばれる。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性の良い土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありませんが、乾燥しない程度に水を与えるようにしましょう。
■ポイント:多湿は苦手なので、水の与えすぎに注意。また、樹高が高くなるので倒れないように支柱を立てましょう。

 

立ち枯れ病

病原菌であるカビが植物に発生することにより、地面に近い茎が細くなってしまい、やがて倒れて枯れてしまう病気のこと。植物に発生したカビは黄色や赤色、赤紫色になります。

■ポイント:高温多湿にならないよう、間引きや剪定を行い、既に病気は発生している場合はその植物の根の周りごと、土を取り除き、焼却してしまいましょう。

多肉植物

アフリカ南部(南アフリカ共和国、ナミビア)や北米南部(メキシコ)、マダガスカル島など乾燥地や塩分の多い土地に多くの種類が自生しています。
葉や茎や根が肥大化・多肉質化して水分を蓄えられるようになった、乾燥に強い植物です。
多肉植物

 

多年草

実ができた後も、枯れることなく何年も生き続ける草花のこと。
代表的なものとして、アジュガ、ギボウシ、リュウノヒゲ、クリスマスローズなどがあります。
アジュガ

 

ダリア

キク科ダリア属の多年草。樹高は20㎝~200㎝で、開花期は6月中旬~11月。花色は赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、複色。豪華な大輪種から、可愛らしい小輪種、また、シンプルな一重咲きから、主流の八重咲きダリアであるデコラティブ咲きなど、大きさ・花の形・花色が多いのが魅力的。花色には黒に近い紫色のものもある。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性の良い土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。庭植えの場合はほとんど必要ありません。
■栽培のポイント:高温多湿が苦手なので、鉢植えの場合、夏は日陰に移動するか、日よけをします。また、小輪種など、小さな種類以外のものは倒れやすいので支柱を立てておきましょう。

 

窒素

肥料の三大要素のひとつ。葉肥えともいわれる、主に植物の葉や茎が大きく育つときに必要な欠かせない要素です。特に葉菜類に有効です。窒素が不足すると、生育不良となり、葉は淡緑色になって元気がなくなります。しかし過剰に与えすぎると、植物は水分含量が高くなり、軟弱になり病害虫に侵されやすくなります。

 

着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)

地面に根を下ろさず、他の樹木の上や岩盤、壁などに固着する植物のこと。他の植物から栄養分を奪って成長する寄生植物とは違い、表面に張り付いているだけなので栄養分は自身の葉や根で空気中から吸収しています。気生植物(きせいしょくぶつ)・気中植物(きちゅうしょくぶつ)と呼ばれることもあります。
ラン科の植物、シダ植物、コケ類に多く見られます。

 

チューリップ

ユリ科チューリップ属。樹高は10~70㎝。開花期は3月下旬~5月上旬、ただし、原種は3月から。花色は白、赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色など。
世界中で人気のある球根植物。初心者でも育てやすく、育てられている品種はおよそ1000種ほど。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性の良い土を好みます。
■水やり:鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。庭植えの場合は球根の植え付け時に水やりをしたあとはほとんど必要ありません。
■栽培のポイント:植え付けは10月中旬~11月中旬に行います。芽が出るまで時間がかかるので、特に鉢植えの場合は水やりを忘れないように注意しましょう。次の年も咲かせたい場合は花殻を摘み取り、6月ごろに掘り上げます。
※球根は毎年購入することをおすすめしますが、原種は植えっぱなしでも数年は大丈夫です。
チューリップ

 

中耕(ちゅうこう)

雨や水やりなどで締まった土を、軽く耕す作業。
土壌の通気性などをよくし、作物の生育を促進させるために行います。

 

直射日光

屋外での日向の場所を差し、とくに真夏の西日は人間も苦手なように、植物も苦手とするものは多いです。
光は植物にとってはとても大切ですが、直射日光に当てると、ほとんどの植物は葉焼けを起こしてしまいます。

 

追肥(ついひ)

庭木の成長に応じて、生育途中に与える肥料のこと。追肥は庭木に必要な栄養素を補うものです。追肥はすぐに効果がでなければならないので、通常は速効性の高い化学肥料を使います。

 

土寄せ

植物の根元に土を寄せること。作業はとても簡単で、根が露出するのを防ぐことで植物が倒れるのを防いだり、植物を防寒したりする等、様々な効果があります。

 

低木(ていぼく)

樹高が3m以下の木。1m以下のものは小低木・亜低木と言われることもある。高木(樹高5m以上)や中木(樹高5m以下)といった庭木の中では手入れがしやすく、花がたくさん咲くものや実をつけるものがあるので、人気が高い。

摘蕾(てきらい)

蕾のうちに摘んでしまうことです。小さな苗や弱った株をおう盛に育てるためにすべての蕾を摘み取る場合と、花や果実を大きくするためにいくつかの蕾を残して摘み取る場合があります。
また、花を摘み取ることを摘花といいます。

点まき

種の蒔き方のひとつ。
土に深さ1cm程度の穴を作り、1つの蒔き穴に3~5粒の種を蒔きます。ヒマワリやナスタチウムなど、粒の大きな種に適してします。

トキワマンサク

常緑樹。樹高3~4mの低木~中高木。開花期は、4月~5月。

■日当たり:日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと生育が悪くなるため、日当たりの良い場所が好ましいです。
■土:排水性のある、有機質に富んだ土を好んでいます。
■水やり:庭植えの場合は、自然の雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土が乾いてきたら、たっぷりと水を与えてください。
■栽培のポイント:寒さに弱く、温暖な気候を好む植物のため、寒い地方での栽培時には、鉢植えにして室内や、寒風の当たらない暖かい場所で育てることが好ましいです。
トキワマンサク

 

トケイソウ

トケイソウ科・トケイソウ属。つる性で開花期は5月~10月とされているが、種類により異なる。花の色は紫、白、赤、ピンク、黄色。
花の形を時計の文字盤に見立てたことから「時計草」と呼ばれるほど、特徴的な花が咲く熱帯植物。英名ではパッションフラワー、このパッションは「キリストの受難」という意味があり、花の形を十字架にかけられたキリストに見立てている。

■日当たり:日当たりの良い場所を好みます。暑さに強いですが、品種によっては弱いものもあるので注意が必要です。
■土:排水性の良い土を好みます。
■水やり:庭植えの場合はほとんど必要ありません。鉢植えの場合、表面が乾いたらたっぷりと水を与えるが、冬は控えめにする。水をやりすぎてしまうと立ち枯れすることがあるので注意
■栽培のポイント:つる性の植物なので、朝顔のように支柱に絡ませる・フェンスなどに誘引するのがおすすめです。また、繁殖力が強いので、庭植えで他の植物を駆逐しないように制御する。

 

トルコギキョウ

リンドウ科トルコギキョウ属の一年草。樹高は20~120㎝で、開花期は3月~6月。花色は白、ピンク、黄、緑、紫、青、複色、茶。トルコが原産国ということでもなく、キキョウ科の植物でもないが、花言葉がポジティブなものが多いので、結婚式やブーケなどのプレゼントによく使われる。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性、水もちのよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたら水をたっぷりと与える。
■栽培のポイント:乾燥には強いですが、加湿はとても苦手なので、水の与えすぎに注意しましょう。特に梅雨の時期は雨を避けられる、風通しのよい場所で育てるようにします。

 

トレニア

アゼトウガラシ科トレニア属で一年草、または多年草。樹高は15㎝~30㎝で、開花期は6月~10月ごろ。花色は青、紫、白、ピンク、黄。一年草の品種と、多年草の品種があるが、一般的に知られているのは一年草の「トレニア・フルニエリ」。また、同じトレニア属の「ツルウリクサ」は絶滅危惧種に指定されている。

■日当たり:日当たりのよい場所を好みます。
■土:排水性のよい土を好みます。
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
■ポイント:多少の日陰でも育てることが出来ますが花つきは悪くなるので、日当たりのよい場所で育てましょう。西日や直射日光に当てると水切れが起きやすくなるので注意。
トレニア

 

ドウダンツツジ

ツツジ科。落葉性。樹高1~3mの低木。開花期は、3月~6月。

■日当たり:日当たりのよい場所、または半日陰の場所が適しています。あまりに日陰だと、秋の紅葉の際に色づきが悪くなります。
■土:保湿性のある有機質に富んだ土を好んでいます。
■水やり:基本的に自然の雨だけで十分ですが、夏の乾燥には気をつけてください。あまりに乾燥する場合は、腐葉土や藁を敷いて、乾燥を防止しましょう。
■栽培のポイント:暑さや寒さに強く、初心者でも育てやすい樹木です。寒い地方でも、特に問題なく庭先での栽培が可能です。
ドウダンツツジ

 

土壌改良

土を植物の生育に適した状態に改良すること。堆肥や腐葉土などを、混ぜ込むことにより、土壌の状態が改善され、通気性や、排水性、保水性などが向上します。

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